アメリカの国立公園をめぐる6,000kmロードトリップの記録⑦【セコイア国立公園①】

アメリカ6,000kmロードトリップ

アメリカ南西部の国立公園を9日間でぐるっと回った旅の記録。第7回は、セコイア国立公園。小人になった気分を味わえるほどほんとうに大きく、そして美しい場所でした。

セコイア国立公園足取りMAP

トンネル・ロック(Tunnel Rock)

ハイウェイ建設のために岩を崩して造られたトンネルが残っている場所。写真で見るとそうでもない気がするけど、かなりの迫力でした!

岩の上に登れるのかな?と側道を上がってみたものの、「岩の上に登るのは危険!」との看板が。上には登らず、岩の横のスペースから下を見た写真を撮って帰ってきました。これを見るとわかるとおり、かなり高いので、危険と書かれていなくても行かなかったでしょう。

トンネルロックの上部(横がわ)から見た景色。かなり高い!

アンフィシアターポイント(Amphitheater Point)

公園のさらに奥へとGenerals Highwayを進むと絶景のビューポイントが。キャッスル・ロックというごつごつとした岩山や、モロ・ロックを見ることができます。

標高2,798mのキャッスル・ロックを望む
標高2,050mのモロ・ロック
モロ・ロックには石段をつかって登ることができるらしい。行きたかった・・・

ジャイアント・フォレスト・ミュージアム(Giant Forest Museum)

続いてやってきたのはジャイアント・フォレスト・ミュージアム。しかし、当時はコロナ禍真っ只中。ミュージアムは閉まっていました…。
でもこのミュージアムの前の木が大きすぎて、それにまずびっくり!

2020年当時ではおなじみ、閉まっていました…

「SENTINEL」と書かれたこの木、ジャイアント・セコイアの木ではなんと平均的な大きさなんだそう。これよりも大きい木が公園内にはあるということにまず驚かされます。

これが平均なの!?樹高78m。
平均的だということを表す説明。
こんなに下から撮っても上まで入らない

オート・ログ(Auto Log)

オート・ログは、巨大なジャイアント・セコイアの倒木です。昔はなんと車が上に乗り入れることができたそう!(今は腐敗が進みできなくなっています。)木の上を車が走れるなんて、アニメみたいなことが本当にできた事実にびっくりします。今でも歩いて上に登ることはできるので、登ってみました。

小人感あふれる写真が撮れます
車が乗り入れていたころの名残でしょうか。上が平らです。

クレセント・メドー・ループ(Crescent Meadow Loop)

このトレイルは往復2キロ弱と比較的短く、時間のない我々にはもってこいということで選んだのですが、本当に行ってよかったです。西陽を受けて黄金色に染まるシダ植物が、きらきらと輝き、紅葉も相まってか、赤、黄色、緑の美しいグラデーションを見せてくれました。我々が行ったのは10月。きっと春や夏、冬には、また違った景色を見せてくれるのでしょう。

金色に輝く草原
西陽できらきらと
絵本の中に迷い込んだよう
美しい葉のグラデーション

トンネル・ログ(Tunnel Log)

クレセント・メドーに行く際にも通ったトンネルログをもう一度通ってGenerals Highwayに戻ります。2000年以上の樹齢をもつ倒木をくぐって、ミュージアムのほうに戻りました。

車高が高い車でも通れるよう、脇道があるらしいので安心!
我々はカローラなので余裕でくぐれました!

セコイア国立公園、続きます!

コメント