これで安心!アメリカでの運転ポイント(交差点での4選)

アメリカお役立ち情報

アメリカで車の運転をする予定の人向けに、私が実際に運転して学んだアメリカでの運転のコツや注意点を紹介していきます。

このBlogは私が実際にテキサス州に住んで、会社まで車通勤していたときの実体験を基に書いています。
アメリカに出張になって、車で通勤しないといけない!
アメリカ本土をレンタカーで旅行したいんだよなぁ』という人向けに、
ワンポイントアドバイスやちょっとした豆知識を紹介していきます。

※アメリカでの一般的な交通ルールについて記述していますが、州によって制限速度などの交通規則や法律が異なることがあります。必ず運転する州のルールをご自身で確認のうえ、道路標識に従ってください。

第2回は『交差点』


『こいつボケたのか?』と思わないで!
日本とはぜんぜん違うんです。
知っておくと焦らないで済みますよ!

赤信号でも右折可能!

これは結構有名ですかね。
『クルマ来ていないなら行けばいいじゃん』という合理的な考え方です。

でもちょっと注意。
正しくは『安全に曲がれるのであれば、赤信号でも右折してもいい』です。
本当は右折しなくてもいいんです。(皆右折しますけどね)
ぼーっとしていると後ろからクラクションが飛んできます。
でも、、
バスや大型のトラックは赤信号だと右折せずに止まります。
仕事中の路線バスやスクールバスは曲がってはいけないんです。
前が右折するものと思って、追突しないように注意してくださいね。
そして以下2つが、間違いやすい注意点です。

注意点1:右折可能ですが、一時停止は必須です。

赤信号では、一時停止して周囲の安全を確認出来たら、はじめて右折することができます。
『徐行ならいいかなぁ』なんて気持ちでしっかり止まらないと、違反になります。(実体験です。)
守りましょう。

注意点2:『No Turn On Red』という白地に黒文字の看板

こんな標識

信号のところに、上記のような看板があったら要注意。
文字通り、『赤信号のとき右折禁止』です。
これがある信号では、赤信号での右折禁止です。
この看板、小さくてみつけにくいんです。
ついている場所は少ないですが、頭に入れておきましょう。

大きい交差点

比較的大きい都市で幹線道路を走っていると、交差点で突然車線が増えることが多いです。
2車線だったのに、交差点にさしかかると6車線!みたいなこともざらです。
悠長に構えていると、『いきたい方向に行けない!』なんてこともよくあります。


対処法は以下の3つ。
1.早め早めの車線変更(Google Mapをうまく使おう)
2.無理矢理いれてもらう。
3.諦めて行きたくない方向に行き、迂回する

日本と同じですね。
しかし慣れない道、すごく狭い車間距離などを考えると、1が良いでしょう。
普段以上にゆとりをもった運転を心がけましょう。

感応式の信号が多い

これも合理的な考え方です。
アメリカでは、時間式よりも感応式の信号のほうが多くあります。

幹線道路同士の交差点は時間式が多いですが、
それ以外はほとんど感応式と思っていいと思います。
体感は90%くらい。
でも少し注意も必要です。
白線のギリギリまで行かないと本当に変わりません
日本だと、曲がってくるクルマのために、白線の結構手前で
止まる人もいると思います。
同じことをアメリカでやると、いつまでたっても変わりません。
3分くらい待って、変わらないので白線ギリギリまで進んだらすぐに信号が変わった、ということもありました。

アメリカは道が広いので、白線ギリギリでも安全ですよ

All Way Stop(4 Way Stop)にご用心

これも日本では見かけないですね。
早くついた人から交差点渡っていいよ』という合図です。
4WAY STOPと言う人が多いですね。
ちなみに、Y字路だと3WAY STOPです。
住宅地や生活道路の信号のない交差点はほとんどこれです。
幹線道路にはまずありません。
マークはこの赤い8角形のマーク

結構目立つサインです

これがあると、その先の交差点はAll Way Stopになります。
看板を見落とさないように注意しましょう。
ルールと順番はざっくり3つ!

1.白線で止まる
2.白線に着いた順番に発進
3.同時に白線に着いた場合は右側の人が優先

直進優先などはありません。着いた順番に発進していきます。
自分の順番なのに動かないと誰も動きません。
こういうところは律儀です。(まぁ、破ると警察に捕まりますしね。。)
その時は他のドライバーが『早く行け』って目でこっちを見てきます。
なので、順番がわからなくなったら他のドライバーを見てみましょう。
もし自分の順番なら『行け行け』ってジェスチャーしてくれる人もいます。
日本の場合、道幅の広い道路のほうが優先だったり、
「止まれ」の標識があったりしますよね。
アメリカも優先道路が設定されていることもありますが、
All Way Stopの割合が圧倒的に多いです。

相手が優先道路の場合も標識があります。
『交差している道路のクルマは止まりません』という標識です。
その際は日本と同じく、行けるときに行きましょう

この制度、凄くいいです。
慣れると「便利だなぁ」ってなります。
日本の交通量の多い生活道路って、
止まる側はいつまでたっても行けないですよね。
しかも路地狭いから見づらいし。。
4WAYだったらなぁと何度思ったことか。
特にデパートの駐車場ね。

今回はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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