これで安心!アメリカでの運転ポイント(アメリカ特有の運転ルール)

アメリカの運転について

アメリカ旅行するならロードトリップしたい!アメリカに出張・移住する!
という人向けに、運転の注意点を紹介!

第三回は『米国特有の文化~一般道のルール』。

テキサス州ダラスの一般道

日本でも地域によっていろいろあると思うんですが(名古屋走りとか、群馬走りとか)、
日米も結構違います。
今回はルールを紹介します。全部で4つです。

1.kmでは無く、マイル表記
2.踏切は止まらなくても良い
3.スクールバスにご用心
4.スクールゾーンも注意

『もっとあるだろ!』という突っ込みは無しです 笑

注意したほうがいい事については次回紹介しますね。
それでは行ってみましょう

このBlogは私が実際にテキサス州に住んでいたときの実体験を基に書いています。
『アメリカ生活って実際どうなの?』だったり、『アメリカ本土旅行したいんだよなぁ』という人向けに、ワンポイントアドバイスやちょっとした豆知識を紹介していきます。

スピードも距離もマイル表示

アメリカはkmではなく、マイル(mile)表記です。
1 mile≒1.6 kmになります。
なので制限速度標識に『50 mile/h』って書いてあった場合、
50 mile/h×1.6=80 km/hです。

ちなみにアメリカは日本より制限速度速いです。
テキサス州の場合は以下のイメージです。
一般道(幹線道路)→50マイル(80km/h)くらい
一般道      →40マイル(64km/h)くらい
住宅地      →30マイル(48km/h)くらい
どうですか?幹線道路早いですよね?
高速か!?と突っ込みたくなりますよね
道広いから大丈夫ですよ。怖くはないです。

このマイル表示、なにげに厄介です。
kmで慣れてる私たちにとって、標識に『50』って書いてあったら
『50km/h』と思ってしまうんです。
しかも50km/hの速度感もわかってる。
でも実際は80km/h出さないといけない。
つまり、自分がめっちゃ遅いんですよ。
アメリカは車間距離短いですからね、煽られてる感じになって焦ります。
頑張ってアクセル踏みましょう。
アメリカの運転は『流れ』を意識するのがコツです。

大丈夫。意識すれば案外すぐ慣れますよ。
周りのスピードに合わせるだけです。

※マイル表記の国ってどこ?
→現状はほぼアメリカのみです。
2015年までは英語圏の国々(イギリスやオーストラリア、カナダなど)も
使っていたそうですが、現在はメートルになってます。
アメリカもメートルだったら楽なんですけどね。。
仕方ないです。郷に入ったら郷に従いましょう。

スクールバスにはご用心

スクールバス。そうです。あの黄色いバスです。
映画で見た人も多いのでは?
初めてみたときは『本当に走ってる!』と感動しました。
しかし、運転中に見かけた場合は注意が必要です。
スクールバスが止まって『STOP』の赤い標識を出した場合、
追い抜いてはいけません。(子供が乗り降りするため)
2車線の場合でもダメです。STOPの標識を引っ込めるまで待ちましょう。

対向車線にスクールバスが止まっていた場合は?
→中央分離帯が無い場合はすれ違い禁止です。止まって待ちましょう。
分離帯があれば止まらなくてOKです。
【注意】
スクールバスの運転手は逮捕の権限を持っています。
違反して追い抜いたクルマがいた場合、ナンバー覚えて通報すれば
捕まります。運転手、強いです。
それくらい子供は守られてます。
おとなしく待ちましょう。

スクールゾーンも注意

中央に制限速度標識(20mile)がありますが、その上に黄色くSCHOOLと書いてあります。
20の下には適用される時間帯が書いてあります

そっちも?と思うかもしれませんが、そっちもです。
先ほどの通り、子供を守る文化が強いのです。
学校の近くになると制限速度が一気に下がります。
45mile/h (72 km/h)→20mile/h (32km/h)などです。
周囲のクルマも一気に速度落とすので、追突しないように注意しましょう。

【注意】
この速度制限、常に有効というわけでは無い州が多いです。
テキサス州サンアントニオの場合は速度標識に『school』という文字と黄色いランプがついており、
ランプが点灯したら有効になります。
上の写真はテキサス州のフレデリックスバーグという綺麗な街ですが、
ここは時間で区切ってあります。(標識の下に規制時間が書いてあります)

他にも、『子供がいたら』なんていう州もあります。
じゃあ、どう気を付ければいいのよ?ってなるかもしれませんが、
まずは時間に気を付けましょう
速度制限がかかるのは基本的に子供が学校にいる時間です。
学校があるところは結構大きい標識で『SHCOOL』と
書いてあるので、割と見つかります。
街中を走行中は標識と回りのクルマの流れも気にしてみてください。

踏みきりは止まらない

踏切の信号と標識

正確には『止まらなくてよい』です。
日本みたいに止まろうとすると、後続のクルマは
止まると思ってないので追突されますよ。
スピードも落とさなくてOKです。
(車高低いクルマは速度落とすので注意)
でも1個注意。
バスやトラックは止まります(法律で決まってます)
実際は、踏切とても少ないので頭の片隅にいれておけばいいんですけどね。
立体交差ばかりなのと、車社会なので鉄道少ないんです。
大陸横断鉄道(アムトラック)が通ってる都市部に行かない限り出会いません。

最後に

いかがでしたでしょうか。
個人的にはスクールバスが一番危ないかと思います。
そんなに遭遇しませんが、ミスると一発アウトなので。
テキサス州にいたころ、通勤の際に学校のそばを通るルートが一番近かったのですが、
通らないルートにしていました。わざわざ危険を冒す必要ないですしね。

ちなみに、私はアメリカ行って運転するまでマイル表記以外知りませんでした。。
始めて運転した時に会社の上司に教えてもらいました。。
まぁ、そんな感じでもなんとかなります。
しかし、旅行だったら教えてくれる人なんていませんよね?
知らないでは済まないのがルールです。
頭の片隅に入れておきましょう。
でも、頭では知っていても忘れます。
なんて言ったって日本とは全然違いますしね。
とは言っても忘れると危ないものばかりです。
ほどよい緊張感をもって運転しましょう。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は交通マナー的な話です。

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