セドナの有名な「岩」まとめ あなたはいくつ見つけられる?

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 街を囲むように赤い岩山が連なるセドナ。そんなセドナには、人魚大聖堂尼僧コーヒーポットなど、印象的な名前を付けられた岩がたくさんあります。名前を聞いて見てみると、なるほどそれにしか見えない!というものもあれば、そうかな?こう呼んだほうがいいんじゃない?と思うものまでさまざま。自然の造形でできた岩々は、開拓者によって名付けられたものもあるそう。当時の開拓者たちが、ランドマーク的に名前をつけて呼んでいた様子を思い浮かべると、遠い時代の人々と心が通うような気がしてきます。セドナに旅行に行った際は、旅程の合間にぜひ、探してみてください。

セドナの岩 簡易MAP

有名な岩の大体の場所がわかるように地図を作りました。探す際の参考にしてください。

sedona rocks map
セドナの岩簡易MAP

マーメイドロック、ベルロック、コートハウスビュート

マーメイドロック(Mermaid Rock)

まるで人魚が横たわってうたた寝をしているような、美しい造形の岩。4大ボルテックスのひとつ、ベルロックのトレイルヘッドから見ることができるので、ベルロックに行ったら探してみてください。

マーメイドロックの見える場所

マーメイドロックは、ベルロックのトレイルヘッドから見ることができます。セドナを南北に走る州道179号線を北上するときにも、見ることができます。

ベルロック、コートハウスビュート(Bell Rock, Courthouse Butte)

ベルロック

ベルロックは、セドナの4大ボルテックスのひとつで、トレッキングコースとしても有名な鐘のような形をした岩。

コートハウスビュートは、ベルロックの隣にある裁判所のような形の岩。こちらもトレッキングコースを有し、様々な角度から眺めたりして楽しむことができます。

ベルロックとコートハウス・ビュートの見える場所

ベルロックのトレイルヘッドから見ることができます。また、セドナを南北に走る州道179号線からも見ることができます。4大ボルテックスのひとつ、エアポートメサや、ホーリークロス・チャペルからも、遠くに見ることができます。

カセドラルロック(Cathedral Rock)

トレイルヘッドから見たカセドラルロック

こちらもセドナの4大ボルテックスのひとつ。大聖堂のような形をした岩。少し上級者向けになりますが、カセドラルロックのトレッキングルートを完登すると、大聖堂の真ん中から絶景を見下ろすことができます。また、見る方向によって違った顔を見せてくれます。

クレッセントムーン・ピクニックサイトから見たカセドラルロック

カセドラルロックの見える場所

カセドラルロックのトレイルヘッドから見ることができます。カセドラルロックの北西に位置する、クレッセントムーン・ピクニックサイトからは、真ん中の尖塔のような岩を挟んだ左右対称の大聖堂の姿を見ることができます。ホーリークロス・チャペルからも、遠くから見ることができます。

スチームボートロック(Steamboat Rock)

汽船のような形の岩。近くのウィルソン・キャニオントレイルは風光明媚なハイキングコースとして人気。

スチームボートロックの見える場所

セドナのアップタウンから、北の方向に小さくスチームボートロックを見ることができます。近くで見るには、セドナの北東に位置するウィルソン・キャニオン(マウンテン)トレイルの、トレイルヘッドから見ることができます。また、街を東西に貫く州道89A号線を、フラッグスタッフ方向に北上するとき(またはフラッグスタッフ方向から南下するとき)にも見ることができます。

マドンナロック、ツー・ナンズロック(Madonna and Child Rock,Two Nuns Rock)

二人の尼僧と、その後ろに幼いイエスを抱いたマリア様

聖母マリアがイエスを抱いているかのような岩。そしてその前には、二人の尼僧が並んでいます。これがホーリークロス・チャペルという教会から見えるのだから、神秘的な雰囲気をいっそう引き立てます。

マドンナロック、ツー・ナンズロックの見える場所

ホーリークロス・チャペルという教会から見ることができます。ホーリークロス・チャペルからは、前述したベルロックやコートハウス・ビュート、カセドラルロックなども見ることができるため、一緒に探してみてください。

ラビットイアーズロック、スペースシップロック

ラビットイアーズロック(Rabbit Ears Rock)

ウサギの耳のような形をした岩。

ラビットイアーズロックの見える場所

ベルロックのそばの、コートハウス・ビュート・ループ・トレイルを歩くと、コートハウスビュートの東側のあたりで見ることができます。また、ビッグ・パーク・ループトレイルの一部であるラビットイアーズトレイルでも見ることができます。ラビットイアーズトレイルについては、以下の引用を参考にしてください。

ループを形成するラビット・イヤーズ・トレイルとリトル・ロック・トレイルは、2021 年にルート変更され、名前が変更され、現在はビッグ・パーク・ループ・トレイル システムの一部となっています。 

GOwanderWILD[アリゾナ州セドナのあらゆるレベルの人に最適なハイキングコース 15 選]

↑コートハウスビュート・ループトレイルから見たラビットイアーズロック

スペースシップロック(Spaceship Rock)

まるで宇宙船のような丸い形をした岩。別名マフィンロック。ぜひ宇宙船の上に登って、そびえ立つコートハウスビュートを宇宙人の気持ちになって観賞しましょう。

スペースシップロックの見える場所

ベルロックのそばの、コートハウス・ビュート・ループ・トレイルを歩くと、コートハウスビュートの北東側のあたりで見ることができます。南を向くと、ラビットイアーズ・ロックが見えます。

スヌーピーロック、ウッドストックロック、ルーシーロック(Snoopy Rock, Woodstock Rock, Lucy Rock)

スヌーピーが寝っ転がっているような、かわいらしい形の岩。大きな岩の上にはルーシーが南のほうを向いて座り、スヌーピーの鼻の上にはウッドストックがちょこんと乗っています。

黄色い部分がスヌーピー&ウッドストック、青い部分がルーシー

スヌーピーロックの見える場所

スヌーピーロックは、セドナのアップタウンのメインストリートや、ショップ、レストラン、ホテルなど様々な場所から見ることができます。道沿いでは、89A号線と179号線の合流地点付近で、南東の方向を見ると、大きな岩の右側に小さく寝そべっているスヌーピーロックを見ることができます。スヌーピーロックは、思ったより小さいかもしれません。ぜひ探してみてください。

↑89A号線(アップタウン付近)から見たスヌーピーロック

コーヒーポットロック(Coffee Pot Rock)

コーヒーポットのような注ぎ口のついた岩。別名、イーグル・ロック。近くにはティーカップ・トレイルという景色の素晴らしいトレイルがあり、コーヒーポットの近くまで行くことができます。(足場が悪いところがあるようなので事前に下調べをしてください。)89A号線の近くには、この岩にちなんで名付けられたコーヒーポット・レストランというレストランがあり、朝食やランチを食べる人でにぎわっています。

コーヒーポットロックの見える場所

コーヒーポットロックは標高の高い場所に位置しており、その大きさからセドナの街中のいたるところで見ることができます。セドナを南北に走る89A号線を通るときは、北のほうをぜひ探してみてください。ティーカップ・トレイルからは、間近に迫ったコーヒーポットを見ることができます。4大ボルテックスのひとつ、エアポートメサからも見ることができます。

↑89A号線とエアポートロードの交差点付近から見たコーヒーポットロック

キャピトルビュート(サンダーマウンテン)Capitol butte(Thunder mountain)

国会議事堂の岩。しかし、地元の人々は、「サンダーマウンテン」と呼ぶことが多いそうです。ディズニーランドのビッグサンダーマウンテン鉄道のモデルとなった岩として知られています。名前の由来は、雷がよく落ちる山だったからだそう。

ネイティブ アメリカンは、この山をサンダー マウンテンと呼んでいます。これは、年間最大 4,000 回も雷が落ちることがあるためです。

Sedona Monthly Arizona’s Magazine With the Great View

周辺にはサンダーマウンテンの景観を楽しめるトレイルコースがいくつかあります。サンダーマウンテントレイル、チムニーロックループ、シュガーローフループ&サミットなどです。トレイルは組み合わせが可能なので、自分の旅程にぴったりなものを計画して行ってみてください。サンダーマウンテンの一部(右側)にはコーヒーポットロックがあります。

キャピトルビュート(サンダーマウンテン)の見える場所

キャピトルビュートは、セドナで最も高い山の一つなので、セドナの街のいたるところで目にすることができます。89A号線を走るときには、北のほうを注目してみてください。ひときわ高い山が見えるはずです。しかし、その迫力を感じながら全景が一番よく見えるのは、エアポートメサの高台の上や、セドナ空港の展望台からかもしれません。夕日に染まるサンダーマウンテンは、ディズニーランドで感じた南西部の雰囲気そのままです。

↑89A号線(ウエストセドナ)から見たキャピトルビュート

セドナの駐車場に車を停める場合の注意事項

セドナの各トレイルヘッドなどの駐車場に車を停める場合には、通常レッドロックパスという駐車券が必要になります。(アメリカ・ザ・ビューティフルパスという国立公園の年間パスポートでも可)
ただし、今回紹介した印象的な岩を見ようと、写真を撮ったり、景色を楽しんだりするために立ち寄る場合(約 15 分以内)は、パスは必要ありません。詳しくは公式サイトをご覧ください。

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