猫と一緒に帰省して4年目 我が家の長距離移動方法

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我が家には「はっさく」という4歳の猫がいます。はっさくを迎える前に悩んだのが、必ず年2回ある帰省、それから大好きな旅行。大好きな猫との生活をしたい、でも帰省や旅行ができなくなるのも困る…。
いろいろと調べた結果、知らない場所や移動が苦手な猫に最小限のストレスで、両立可能なのではと思いました。最初は慣れない移動に車で縮こまり、実家では隠れていたはっさくも、今では移動に少し慣れ、実家では自宅と同じようにのびのび過ごせるようになりました!

はっさくの様子を見ながら試行錯誤してたどり着いた我が家の方法をご紹介します。(すべての猫ちゃんに当てはまるわけではありません。参考にしつつ、その子に合った方法を探してください。)

サービスエリアで休憩中
実家でくつろぐはっさく

我が家の移動距離と頻度

  • 移動距離
    愛知県(自宅)⇔千葉県(実家)の移動。距離は片道約350km
  • 移動頻度
    年2回。お盆と正月に行って帰ってくる。
    最近は実家に慣れてきたので旅行時に実家に預けることもあり+1~2回と増えた。
  • 移動手段・時間
    車移動(休憩含め6~7時間程度)
    新幹線、電車移動(4時間半程度)
    状況に合わせて使い分けています。

車の場合

我が家の場合はキャリーに入れ、後部座席の後ろの荷物スペースに乗せています(最初は大きなケージに入れていたのですが、移動中ほとんど動き回らないので、広いスペースは不要と判断し、ケージはやめました。)。
助手席や後部座席などいろいろ試しましたが、はっさくが一番落ち着いた様子だったのが後ろの荷物スペースでした。
サービスエリアなどでの休憩は1~2回。キャリーから出し、食事、水分補給も兼ねてちゅーるをあげています。暑い時期には車に置いていけないので、はっさくと一緒に誰かが残り、エアコンをつけたままにして交代で休憩に行っています。

キャリーの上部のファスナーを開けて出し入れしている。
休憩中は膝に乗ったり、車を探検するときもある
シートの下に入ってしまうと困るので最近は荷物などでふさいでいます

猫と一緒に車に積むもの

  • ケージ、またはキャリー(猫を入れます。)
  • お気に入りの毛布など(ケージやキャリーの下に敷きます。)
  • ペットシーツ(キャリーの下に敷きます。)予備も持ちましょう。
  • ケージやキャリーの目隠し用の布(周りの景色が見えないほうが落ち着く場合があります。)
  • ちゅーる(または類似したペースト状のおやつ。水分補給にもなります。)
  • ご飯と水(水入れも)※我が家のはっさくは移動中はちゅーる以外飲み食いしないので、ちゅーるを多めに持って行っています。
  • 簡易トイレ(発泡スチロールなどに猫砂を入れ、座席の足元に置いています。はっさくは移動中はトイレをしませんが、非常用として持っていきます。)実家でもこの簡易トイレをそのまま使っています。
  • おしっこの匂いがついた砂(トイレが変わるので、自分のものだとわかるように新しい砂に混ぜます。)
  • 酔い止め(はっさくは電車や車で吐いたことがないので使っていませんが、酔いやすい子は病院で処方してもらえるそうです。)
実家での簡易トイレの様子

重要!猫との長距離【車】移動の注意点

最初は大きなケージに入れていた
  • 基本的にケージやペットキャリーに入れ、運転中には絶対に出さないようにします。
    運転中に自由に動き回らせると、運転席の足元に入り込みブレーキペダルなどの操作の妨げとなり、事故を起こす危険があるからです。
  • サービスエリアなどで休憩するときにケージやキャリーの外に出す場合は、脱走防止に特に注意してください誤って駐車場に出てしまい、パニックになった猫が急に走り出したりしたら、二度と会うことはできないと思ってください
    車の外に出る場合は、ケージやキャリーに猫を入れてから、ドアを開け閉めします。ハーネスなどは抜けてしまう危険性があるのでおすすめしません。
  • 暑い時期には、車の中に置き去りには絶対にしないでください。熱中症の危険があります。

電車の場合

スーツケースタイプのキャリーに入れて移動しています。
今までバッグタイプのキャリーに入れ、それを小さなスーツケースの上に乗せて運んでみたり、リュックタイプを買ってみたり色々試しましたが、これが一番移動中スムーズで揺れないし、自分も猫もストレスが少ないと感じました。(実家に着いた時の様子がいつもより元気でした。)

新幹線では足元に。目隠し用の布があったほうが落ち着くようです。
実家近くの駅に着いたはっさく。このキャリーのおかげかいつもより元気な気がします。

少々お値段がはりますが、もう長距離移動はこれ一択かな・・・中にハーネスをつける金具もあります。

交通機関も乗れるペットキャリー【PETiCO(ペチコ)】

↑これです。車にもそのまま積んでいます。

手持ちでバッグタイプのキャリーを運ぶのはかなり重いですし、改札を通るときやポケットからものを出すときに両手→片手など持ち変えるときにかなり揺さぶられるし、地下鉄・大きな駅の乗り換え移動や歩いて移動することが多い場合は向かないかなと思います。歩きが少ないようならありかなと思います。

試行錯誤してこうしてみたこともあった…手を離すと斜めになっちゃうし、道がでこぼこしているとものすごく揺さぶられる

リュックタイプも両手が空いていいなと思ったけど、家で試しに入れて背負って歩いてみたら、はっさくが吐いてしまって(ごめん・・・)、結局非常用として置いてあります。問題なく運ばれている猫ちゃんもたまに見ますし、猫によって向き、不向きがあるみたいです。

長距離電車移動で猫と一緒に運ぶもの

  • キャリーに敷くお気に入りの毛布
  • キャリーに敷くペットシーツ(予備も数枚)
  • キャリーの目隠しになる布(周りが見えないほうがパニックにならず落ち着きやすいようです。)
  • ハーネス(できればキャリーの中でも装着するほうが安心です。はっさくは極端にハーネスを嫌がるため、キャリーを絶対に開けないようにしてハーネスなしで入れています。)
  • ちゅーるなどのおやつ(基本的にキャリーから出さないので移動中は使いません。非常用として持っておいて、目的地に着いてからあげます。長時間で脱水が心配な場合は途中でもあげます。)
  • おしっこの匂いのついた砂(実家には簡易トイレなどを用意してもらって、そこに混ぜて自分のトイレとわかるようにしています。)
  • いつも使っている食器(実家でより安心するために持って行っています。)
  • 酔い止め(はっさくは電車や車で吐いたことがないので使っていませんが、酔いやすい子は病院で処方してもらえるそうです。)
  • 手回り品切符(猫を電車に乗せるための切符です。改札の窓口で買います。現金払いのみだったり、混んでいると時間がかかるので、時間に余裕をもって駅に行きます。)
JRは290円。値段はどこまで行ってもおなじ

フードはいつも食べているものを実家などに用意しておいてもらうとスムーズです。

重要!猫との長距離【電車】移動の注意点

  • 絶対にキャリーから出さない。(ちょっとオヤツをあげよう…なんてファスナーを開けたら、脱走してしまいます。長時間の移動で脱水が心配な時は液状おやつをあげますが、ファスナーを少しでも開けるときはハーネスをつけておくことが絶対条件です。見知らぬ場所でパニックになり、いなくなったら見つける方法はありません。
  • 見知らぬ音や環境に囲まれ、ストレスフルな状態です。寄り道などはせず、最短距離・時間で目的地に行きましょう
  • 鳴いてしまう場合は、新幹線なら車両間のスペースに移動したり、空いている車両に移ったりして周りに配慮しましょう。空いている時間帯を選ぶのも重要です。(我が家のはっさくは目隠しの布をめくると鳴きますが、めくらない限りはあまり鳴きません。)
通路側も目隠し布をすることで落ち着けるようにしています。

長距離移動や滞在先に慣れるには時間がかかる

実家でくつろぐはっさく

今や実家についたらすぐ「伸び」をし、ちょっと見回った後は毛づくろい、そして爆睡→ご飯と、実家でも完全にリラックスモードのはっさくですが、最初はもちろん違いました。

初めのうちは実家に着いたらすぐにベッドの下に隠れ、出てこず、やっと出てきてもご飯をあまり食べず…といった様子でしたが、それでも数日したら食欲も戻り、慣れてきました。
回数を重ねるうちに隠れる時間もだんだん減って、今では隠れもしません。

押し入れに隠れるはっさく


私たちの場合は、子供が小さく一回の滞在が2~3週間と長いため、慣れるのも早かったように思います。可能であれば一度の滞在を長めにとるのもおすすめです。
そして思い返すと、子猫のうちのほうが好奇心が勝つのか、車も実家も怖がらなかったように思います。(子猫時に帰省→成猫になってからの帰省で間が空いてしまい、成猫時はむしろ子猫期より怖がった)可能であれば子猫のうちに何度か長距離移動や帰省をし、慣れさせるのもいいのかもしれません。

子猫期は怖いもの知らず!

長距離移動以外の選択肢も検討する

猫にとって、たとえ移動に慣れたとしても、外の環境に突然連れ出されるのがストレスなのは間違いありません。短期間の外出であれば留守番のほうが負担ははるかに少ないです。また、回数を重ねても長距離移動や滞在先に慣れない猫ちゃんもいるかもしれません。長距離移動以外の選択肢も考えておきましょう。

  • 留守番 健康な成猫であれば2泊3日(これが限度)は可能です。その際は見守りカメラや自動給餌器、多めの水や多めのトイレの砂などが必要になってきます。
  • ペットホテル 個室なのか、ケージなのか、遊んでくれたりするのか、ホテルによっても様々です。よく確認して利用しましょう。
  • ペットシッター 自分の家にシッターさんが来て世話をしてくれます。こちらもサービスは会社によって異なります。自宅に他人を入れることになるので、大手の会社など安心できるところを選びます。信頼できる知人にお願いできるのであれば一番安心です。

最後に…自分の猫に一番合った方法を

いろんな方の話を聞くと、猫によっては移動もまったく大丈夫な子もいれば、まったく慣れない子など様々なようです。体調、落ち着く移動方法、車の場所など、その子に合った方法をいろいろ試しながら模索してみることが、いちばん重要なように思います。

こどもが小さいときは途中でホテルに1泊したことも(猫OKのホテル)

自分の猫ちゃんにぴったりの方法を見つけて、一緒に生活を楽しみましょう!!

お盆の時期に実家ですごすはっさく

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