旅行好き夫婦の旅マンガエッセイ。 セドナ~グランドキャニオン~ラスベガスのロードトリップ旅、第10話。 マンガの後ろに写真付きブログもあります。見てね^^
急に現れた見るからに急な崖
しばらく歩くと、「え?これ、登るの?」というような急な崖が現れた。ほかのルートがあるのかと見渡したけれど、どうやらこれが正規ルートのよう。崖下では、「いやー無理だわ、私」とやめようとしているカップルも。
急な岩の裂け目を手と足だけで登らなければならず、一人ずつしか昇り降りはできない。しばらくぼーっと眺めていたら、降りてきたお兄さんが話しかけてきてくれた。「すごく急に見えるけれど、見た目より簡単だよ。何もないように見えて小さなステップ(足がかり)があるんだ。」と教えてくれた。その言葉に希望を得て、我々も挑戦してみることに!
なんとか登頂成功。あったらよかったなと思うのは、滑り止めのついた軍手。岩が暑くて、長時間触っていられない。あとは、滑りにくい靴だったらもっと良かった。ニューバランスで挑んでしまったので。
いつの間にかルートを外れて岩のふもとに
トレイルのルートは、積み上げられた石の目印を見つけてそれに沿って登っていくもの。ところが、我々は上へ上へと気持ちが向いていて、正面に見える大聖堂のような岩に触りたい!といつの間にかルートを外れていた。そこもなかなか険しい道で、しかし登り終えたときはかなり良い景色が見えて、登り終えた達成感に満ちていた。
ふと下の方を見ると、右手奥に向かう人々。ここでルートを外れてきたことに気づき、少し降りてルートに戻った。この後、ここよりもすごい絶景が待っているのだから、気づいて良かった…。
③につづく
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